はじめに結論を書いておきます。無料ならCocoon、有料ならSWELL。
これからアフィリエイトを始める初心者がワードプレステーマで迷っているなら、まずこの2本のどちらかでスタートしてもらえれば、おおむね困ることはありません。
なぜこの記事を書いているかというと、コンサルで個別相談を受けていると、上位のランキング記事を見て難しいテーマや高額なテーマを買ってきて、設定段階で挫折してしまう初心者があまりに多いからです。
ランキング1位だから・SEOに強いと書いてあったから・有名ブロガーが使っているから、という理由で背伸びして買ってしまい、結局その後の運営につまずいてしまう。
そういう人を1人でも減らしたくて書いている記事です。
アフィリエイトで結果が出るかどうかは、テーマの選択よりも「いかに長く同じテーマで運営し続けられるか」の方がはるかに大きいというのが、10年以上ワードプレスを触ってきた個人的な結論でもあります。
この記事では、無料5本・有料5本のワードプレステーマを初心者の挫折リスクを基準に比較ランキングします。
広告クリック誘導が目的ではなく、コンサル現場で見てきた「初心者がつまずきやすいポイント」をベースに整理しています。
- 無料でスタートするなら → Cocoon(他の選択肢で迷う必要なし)
- 有料に乗り換えるなら → SWELL(初心者の挫折リスクが最も低い)
- 注意:高額テーマ・サブスク型・カスタマイズ前提のテーマは初心者には向かない
初心者が背伸びしてテーマを選ぶと起きる挫折パターン

個別コンサルで本当によく見るパターンがあります。
「ランキング1位だったので◯◯を買いました」と相談に来る初心者の方が、なぜかその後の質問でつまずいているのは決まって同じ場所なんですよね。
コンサルでよく見る挫折パターン
- 機能が多すぎる高額テーマを買って、設定画面のどこから触ればいいか分からない
- サブスク型テーマを買ったが、毎年の支払いが続くことを購入時に意識していなかった
- カスタマイズ前提のテーマを買ったが、CSS/HTMLが分からず公式デモのまま使えない
- クラシックエディタ向けのテーマを買ったが、ブロックエディタ主流の今困っている
- 1サイト限定ライセンスを知らずに買って、2サイト目で困る
- 記事を30本ほど書いた後で「やっぱり違うテーマに」と乗り換えて、装飾が全部崩れる
- デモサイトに魅かれたが単にアイキャッチや埋め込みの写真の質でテーマと無関連
どれもテーマ自体が悪いわけではなく、「初心者の段階でそのテーマを買う」のがミスマッチなんです。
テーマには「初心者でもいける」「ある程度慣れてから真価を発揮する」「完全に上級者向け」の区別があるのに、ランキング記事ではその区別がぼやけがち。
まあブロガーさんがアフィリエイト報酬順にランキングを上位にするのは自分も気持ちよくわかるんで・・。
でもそのせいで初心者が使いこなせないツールを買ってどうしようもなくなるんです・・。
だから本記事では「初心者がスタートで詰まない」を最優先に並べ替えます。
アフィリエイト向け無料ワードプレステーマ比較ランキング【日本語対応】
まずは無料テーマから。
結論はもう書いたとおり、初心者なら迷わずCocoonでOKです。
無料であることがあなたの中で絶対的な最優先事項であればコレ!!
というかこれが無料なのがおかしいくらいすごい。
他のテーマも紹介しますが、これは「Cocoon以外を選ぶ理由が特別ある人向け」だと思ってください。
無料テーマ早見比較表
| 順位 | テーマ名 | 開発元 | 初心者向け度 | こういう人に |
| 1位 | Cocoon | わいひら氏+エックスサーバー | ★★★★★ | とにかく無料で始めたい全員 |
| 2位 | Lightning | 株式会社ベクトル | ★★★★ | 企業ぽい見た目で始めたい人 |
| 3位 | Luxeritas | るなぬこ氏 | ★★★ | 表示速度を最優先・CSSが触れる人 |
| 4位 | Xeory Base | バズ部 | ★★ | SEOノウハウを学びたい人 |
| 5位 | LION BLOG | フィット株式会社 | ★★ | 後でTHE THORに移行する前提の人 |
1位:Cocoon(コクーン)|無料テーマで迷ったらこれで終わり

| 価格 | 完全無料(100%GPL) |
| 開発元 | わいひら氏+エックスサーバー株式会社(2022年9月譲渡) |
| ブロックエディタ | 対応 |
| スキン数 | 100種類以上 |
| 商用利用 | 可 |
| サポート | 公式フォーラム |
無料テーマで迷ったら、もうCocoonで打ち止めにしていいです。これ以上の選択肢を探す必要はないというのが、複数の無料テーマを試してきた個人的な結論です。
理由はシンプルで、利用者が多い=情報が多い=つまずいたときに検索で解決できる確率が高いからです。コンサルで質問されたときも、Cocoonならほとんどのトラブルは過去のフォーラム投稿やブログ記事で解決策が見つかります。
これは初心者にとって最大のメリット。
機能面でも、ブログでよく使う吹き出し・ボタン・目次・記事下ランキング・アドセンス管理がすべて標準装備。無料でこれが手に入るのは正直バランスが壊れています。
もう1つ大きいのが運営継続性。2022年9月にエックスサーバー株式会社へ事業譲渡されており、個人開発の無料テーマにありがちな「ある日更新が止まる」リスクがかなり下がっています。
法人運営のテーマがバックアップされている状態は、長期運営の前提として安心材料です。
Cocoonを選ぶべき理由
- 無料テーマで利用者最大級・情報量も最大級
- 初期費用ゼロでアフィリエイトに必要な機能が揃う
- エックスサーバーとの提携で運営継続性が高い
- スキンでデザインを一発切替できるので飽きにくい
- 有料テーマSWELLへの乗り換えガイドも豊富
気になる弱点として、利用者が多いぶんデザインが似てきがちな点、フォーラムは全質問に回答されるわけではない点、最新の有料テーマと比べるとブロックエディタの操作感がやや劣る点はあります。
とはいえ「初心者がスタートで詰まない」という観点では現状ベストです。
ダウンロードはCocoon公式サイトから、親テーマと子テーマの両方を落として子テーマを有効化してください。
欠点はビジュアルエディタが若干使いにくいくらい。すべては揃ってます!
2位:Lightning(ライトニング)|企業サイトぽさを出したい人向け

| 価格 | 無料(Pro版は別途サブスク) |
| 開発元 | 株式会社ベクトル |
| ブロックエディタ | 対応 |
| 有効インストール数 | 10万件以上 |
| 公式ディレクトリ | 登録あり |
Lightningの最大の特徴は、WordPress公式テーマディレクトリに登録されていること。これは厳しい審査を通過した証で、Cocoon・SWELL・JINなどでも登録されていない中、貴重なポジションです。管理画面の「外観→新規追加」から検索で直接インストールできるので、初心者にとっては設定ハードルが低い。
個人ブログというよりは企業のコーポレートサイト寄りのデザイン。
アフィリエイトサイトを「会社っぽく見せたい」「実店舗の集客サイトも兼ねたい」というケースには合います。
ブログ特化の機能でいうとCocoonの方が一歩前。純粋にアフィリエイト目的なら、まずCocoonで始める方が情報量の面でも安全です。
3位:Luxeritas(ルクセリタス)|速度を最優先・CSS触れる中級者向け

| 価格 | 無料(フッタークレジット消去のみ有料) |
| 開発元 | るなぬこ氏(個人開発) |
| ブロックエディタ | 対応 |
| カスタマイズ項目 | 600項目以上 |
無料テーマの中で表示速度がトップクラスに速いのが特徴。AMP対応・PWA対応・遅延読み込みなど、速度対策がほぼ初期搭載されています。
ただし、初心者には正直設定項目が多すぎてしんどいです。
いや無料でここまでこだわってくれたすごさに感動はしてます。もはや狂気。
でも600以上のカスタマイズ項目がある自由度の高さは武器ですが、裏返すと初心者には選択肢が多すぎるんです。
CSSをある程度触れる人なら最強クラスですが、何も触れない状態でこれを買うとCocoon以上に迷子になる人が多い印象。
また個人開発であり、公式サイト上で開発者(るなぬこ氏)が療養中である旨が掲載されている時期もあったため、更新ペースが開発者のコンディションに依存する点も知っておきたいところです。サポートはメール対応なし、公式ページのコメント欄に書く形式なので「自分で調べて自分で解決できる人向け」と割り切ったテーマです。
4位:Xeory Base(セオリーベース)|SEOノウハウとセットで学びたい人向け

SEOノウハウで知られる「バズ部」が提供する無料テーマ。余計な装飾がなく、コンテンツマーケティングに必要な要素だけが揃った骨組みのような構成です。
このテーマが面白いのは、バズ部が公開しているSEO・ライティング情報自体が、有料商材より読み応えがあること。テーマを使う使わないにかかわらず、運営元のサイトで勉強できる価値があります。
ブロックエディタ対応は限定的で、最新の編集体験を求めるならCocoonの方が上です。「真面目で硬派なブログを作りたい人向け」と割り切るのが現実的です。
5位:LION BLOG(ライオンブログ)|将来THE THORに移行する前提なら

有料テーマ「THE THOR」を販売しているフィット株式会社が、その前身として無料公開しているテーマ。後でTHE THORに乗り換える前提で使うと、移行時のバグが起きにくいのが最大の利点です。
ただ、初心者の段階で「いずれTHE THORに移行する」と決めているケースは少ないので、純粋に無料で始めるならCocoonでいいというのが結論です。
カスタマイズは慣れてきた。有料プラン使いこなせるかな?デザインおしゃれにしたい!ウェブデザインの勉強したいみたいな人向けなんじゃないかと。
アフィリエイト向け有料ワードプレステーマ比較ランキング
| テーマ名 | 設定しやすさ | SEO対策 | オリジナル装飾機能・エディタ | セールス機能 | マニュアル | 値段 |
| SWELL | (4.5 / 5.0) | とても使いやすい 独自プラグイン (seo simple pack) | ブロックエディタ 汎用性が高い | CTA クリック計測 | 公式ページ | 17,600円 |
| DIVER | (4.5 / 5.0) | 標準で強い ワンクリック! | クラシックが良 ブロックもOK | ランキングや装飾が全部入っている | 公式ページ | 17,980円 |
| JIN | (4.0 / 5.0) | 標準で強い | クラシック ブロック 着せ替え機能 | ブログ向き | 公式ページ | 14,800円 |
| SANGO | (4.0 / 5.0) | 標準で強い | クラシック ブロック | ブログ向き | 公式ページ | 11,000円 |
| ザトール | (3.5 / 5.0) | 標準で強い | クラシック推奨 着せ替え機能あり | 条件検索 アフィリエイト用 | 公式ページ | 16,280円 |
| アフィンガー | (3.5 / 5.0) | 独自で強い | クラシックが良 ブロックOK | プラグイン追加 計測最強 | 個別マニュアル | 14,800円 39,800円 |
| 賢威 | (2.5 / 5.0) | 独自で強い | クラシックが良い | 自分でやる | 会員サイト | 27,280円 |
| TCD | (2.0 / 5.0) | 普通 | クラシック推奨 | 目的がはっきり | テーマごとに違う | テーマ別 |
| デジプレス | (0.5 / 5.0) | 普通 | ブロック推奨 | デザイン半端ない | 専門で難しい | テーマ別 ドメイン数制限 |
続いて有料テーマです。こちらも結論を先に書きます。
初心者が有料テーマを買うなら、現状はSWELL一推しです。
これも理由は単純で、ブロックエディタの操作感が最も初心者にやさしいからです。
コンサルで初心者の方に有料テーマを聞かれたとき、ほぼSWELLをおすすめしています。他のテーマは「ある程度ワードプレスに慣れてから機能で選び直す」段階のもの、と考えてもらえれば。
自分は全部買いました。
ワードプレスがわかり始めの時って超楽しいんです。
一時期ポケモンみたいにワードプレステーマを収集して散財していた時期があったので(笑)
有料テーマ早見比較表
| 順位 | テーマ名 | 価格(税込・参考) | 初心者向け度 | ライセンス |
| 1位 | SWELL | 17,600円 | ★★★★★ | 買い切り・複数サイト可 |
| 2位 | JIN:R | 19,800円 | ★★★★ | 買い切り・複数サイト可 |
| 3位 | SANGO | 11,000円〜(公式要確認) | ★★★★ | 買い切り・複数サイト可 |
| 4位 | Emanon Pro | 9,800円 | ★★★ | 買い切り・複数サイト可 |
| 5位 | THE THOR | 16,280円 | ★★★ | 買い切り・複数サイト可 |
| 6位 | AFFINGER6 | 14,800円〜(EX版は別途) | ★★ | 買い切り・複数サイト可 |
| 7位 | Diver | 17,980円 | ★★ | 買い切り・複数サイト可 |
※価格は各公式サイト掲載情報の参考値です。本記事の料金情報は2026年5月時点の各公式情報に基づきます。購入前に必ず各公式サイトで最新情報をご確認ください。
1位:SWELL|有料テーマで迷ったらこれで終わり

| 開発元 | 株式会社LOOS |
| エディタ | ブロックエディタ完全対応 |
| 独自機能 | 広告クリック計測・ブログパーツ・LP作成 |
| サポート | 会員フォーラム |
| 使い回し | 複数サイト可 |
有料テーマの最初の1本に迷っているなら、SWELLを推奨しています。複数の有料テーマを買って試してきた結果、当サイトのメインも最終的にここに落ち着きました。
初心者にすすめる一番の理由は、ブロックエディタの操作感が直感的すぎて、設定でつまずく場所がほとんどないことです。
CocoonからSWELLに乗り換えた人がよく言うのが「執筆時間が半分になった」「投稿画面が楽すぎる」
本当に全然違います。
ワードプレスで記事を初めて書く初心者にこそ使ってほしいです。
機能面では、広告クリック計測が標準装備されているのが地味に効きます。
どの記事のどの広告が押されているか管理画面から見えるので、改善ポイントが見えやすくなる。
アフィリエイトを始めた初心者にとって、これは「数字を見て判断する」感覚を養うのに最適です。
SWELLを選ぶべき理由
- ブロックエディタの操作感が初心者にやさしい
- 広告クリック計測が標準装備で改善サイクルが回せる
- 買い切り・複数サイト使い回し可で将来コストが読める
- Cocoonからの乗り換えガイドが公式・非公式ともに豊富
- サポートの返答が早く丁寧
注意点を正直に書いておくと、外注ライターを複数使う場合はブロックエディタの教育コストが結構かかります。
これは個人で運営する分には関係ないですが、ライターを雇って分業するスタイルの人だけは別途検討してください。
当サイトでも外注ライターのいるサイトでは、教育コストが見合わずに採用を見送ったケースがあります。
個人で運営するなら、現状これ以上の選択肢を探す必要はないと考えています。
2位:JIN:R|デザインプリセットで初期設定が早い

過去の人気テーマ「JIN」をブロックエディタ対応で再構築した後継テーマ。
配色・レイアウト・トップページデザインをワンクリックで適用できる「デザインプリセット」が便利で、初期設定の時短効果が大きいです。
柔らかいデザインが好みなら、SWELLよりJIN:Rの方が好きという人もいます。デザインの好みで選ぶならアリです。
注意点は、SWELLと比べるとブロックの呼び出しに手数がやや多いこと、表示速度もSWELLに比べてやや遅め。執筆速度を最優先するならSWELL、デザインの第一印象を重視するならJIN:R、という棲み分けです。
3位:SANGO|有料テーマで最安級・ブロックエディタ完全対応

Webメディア「サルワカ」を運営するCatNose氏が開発した有料テーマ。有料テーマの中ではかなり安価な部類で、ブロックエディタにも完全対応しています。
マテリアルデザインを採用した柔らかい雰囲気が特徴。
シンプルが好きっていう人が選ぶけどカスタマイズは自由度が高い反面パソコン苦手な人にはちょっと大変。
サルワカさんが運営しているサイトということで公式ドキュメントが「サルでもわかる」レベルで丁寧。初心者には情報源として優秀です。
注意点として、テーマの個性が強めなのでサイトを見ただけで「SANGOだな」と分かりやすい。
オリジナリティを出したい人はカスタマイズ前提になります。価格は公式サイトで現在の最新を必ずご確認ください(時期により改訂あり)。
4位:Emanon Pro|ビジネス・店舗系のサイトに強い

株式会社イノ・コードが提供するビジネスブログ向けの有料テーマ。
有料テーマの中では最安級の9,800円(税込)で、LP作成機能・CTA機能・構造化データ対応など、ビジネス用途に必要な要素が揃っています。
細かいこと全部できるっていみではとんでもなくすごい・・・ですが難しい。
無料版の「Emanon Free」もあるので、まず無料版で使い心地を確認してからProに移行する、という段階的な導入も可能です。
こちらは個人ブログ・趣味ブログというよりは、士業サイト・店舗集客・自社商品の販売を兼ねたサイトに向きます。
アフィリエイト一本で行くならSWELLの方が無難かなー。
5位:THE THOR(ザ・トール)|SEO重視・LION BLOGからの移行先

フィット株式会社の有料テーマ。無料のLION BLOGを使っていた人が乗り換える先として相性が良いです。
SEO対策が初期搭載で、表示速度も悪くない。
ただし、説明ページがやや複雑で初心者は最初の理解に時間がかかる傾向があり、ブロックエディタ対応も完全とは言いがたい。
アフィリエイト報酬は高い(笑)
6位:AFFINGER6|稼ぐ機能満載・ただし初心者には機能過多

株式会社オンスピードの「稼ぐに特化」した有料テーマ。クリック計測・ABテスト・カテゴリカスタマイズなど、収益化のための機能を細かく詰め込んでいます。
ただし初心者にはほぼ機能過多です。コンサルで「AFFINGERを買いました」と来る初心者の方が一番つまずいているテーマでもあります。
本体に加えてEX版・ACTION PACK3など追加プラグインで価格が積み上がる構造もあり、全機能を使いこなせるレベルになるまで初心者は購入を見送る方が現実的です。
ある程度サイト運営に慣れて、データを見ながら細かく改善したい段階に来てから検討するテーマ、という位置付けです。
データー分析派の人に最適。
7位:Diver(ダイバー)|クラシックエディタ派・PC苦手な人向け

パソコンが苦手でクラシックエディタしか使えない人には、今でもDiverを推せます。管理画面のワンクリックで装飾が呼び出せて、ボタン・ラベル・枠などが直感で作れます。
シニアの方でワード的なシンプルUIじゃないとつらいタイプの人にはハマる選択肢ですが、ブロックエディタが主流の今、新規で買うなら多くの人にはSWELLの方をすすめます。
テーマを変えると何が変わるのか?知っておくべき初心者の落とし穴
テーマ選びで一番怖いのは、「このテーマで進めればいい」と決めた後、運営に慣れてきて別のテーマに変えたくなったときに起きる事故です。コンサル現場では、ここでつまずいて数日〜数週間も無駄にしてしまう方が本当に多い。
テーマを変えると、想像以上に色んなものが変わります。あらかじめ知っておかないと「最初からこっちにしておけば…」と後悔します。
有料テーマは設定画面がまるで違う
まず初心者に一番気を付けて欲しいのが、テーマごとに設定画面のレイアウト・項目名・場所が全部違うこと。同じ「ヘッダーのロゴ変更」をするのにも、テーマによって辿り方が全然違います。
慣れれば難しくないのですが、知らずに購入して設定画面を開いた瞬間「面食らう」のがあるあるパターン。代表的な有料テーマの設定画面を並べておきますので、違いを見てください。
賢威:オリジナルの設定画面

TCD:テーマによって3パターン以上ある

デジプレス:設定画面が独特

グラツィオーソ:ウィジェットで設定

これ全部、同じ「WordPressにテーマを入れた状態」です。それなのに設定の場所が全然違うので、テーマを変えるたびに最初から覚え直しになる。新しいテーマを買う・テーマを乗り換えるたびにこの労力が発生します。
外観のカスタマイズ画面もテーマでバラバラ

「外観→カスタマイズ」画面でデザインがどう反映されるか見ながら設定できる仕様も、テーマによって項目が違います。コンサルでよく聞かれますし、自分でも技術維持のために新しいブログを作るたびに違うテーマを買って練習している程です。
SWELLのカスタマイズ画面

JINのカスタマイズ画面

OPENCAGE(ストーク/ハミングバード/アルバトロス)

このようにメニューの場所そのものが違うので、テーマを変えた瞬間「あれ、設定どこ?」になります。
見出しタグやボタンがあらかじめCSSに組み込まれており、別のテーマにすると、その装飾が表示されなくなることもあります。アドセンスが消えたり、入れる場所が変わったり、入れるのが不可能になることもあるので注意してください。
テーマによって広告配置が固定される(アドセンス要注意)

意外と知られていないのがインフィード広告。記事一覧の中に広告をさりげなく入れるもので、クリック率が高いのでアドセンスメインのアフィリエイターは導入したいところ。
ところが、テーマによっては自分でPHPをいじらないと設置できなかったり、トップページしかインフィード広告が入らなかったりします。
実際には販売ページに細かい仕様までは書いてないことが多いので、買ってから「やりたかった広告配置ができない」と気付きます。
テーマによって対応に差が出やすい広告配置
- トップページ・記事中・目次下
- 見出しH2〜H3への自動配置
- カテゴリアーカイブのインフィード広告
テーマによっては購入後に自分でカスタマイズしないといけないので、ここを見落として選ぶとあとがめんどくさいです。
テーマ固有のショートコードを多用すると乗り換え時に詰む
有料テーマの中にはボタン一発でデザインが変更できる固有のショートコードが大量についています。
本当に便利なんですが、これに頼り切ると恐ろしいことになります。
実際にテーマ固有のショートコードを使い込んでしまうと、別のテーマに変えた瞬間に文字装飾・図表などにエラーが大量発生します。
具体的には、ボタンのところに `[btn class=”…”]ボタンテキスト[/btn]` みたいな文字列がそのまま残って画面に表示される、というやつ。
これを直すのは本当に手間です。100記事あれば100記事、過去のショートコードを全部探して書き換える羽目になります。

過去には、デジプレス社が有料のショートコードの値段を変更したことがあります。一度それで組んでしまうと、後は製作者の値段変更のたびに新しくプラグインを購入しなければいけない状態に陥ることもありました。
デジプレス、アフィンガーあたりは有料のプラグインをどんどん追加するパターンなので、どのぐらい長く使うのか?を考えて選んだ方がいいです。両方とも機能はすごいんですけど、コストの積み上がり方を覚悟しておく必要があります。
ただ、難しいっていうことさえ除けば・・・PCから見ると最強レベルにおしゃれです。
自分も惚れて何個も買って挫折したw
これを回避する個人的な対策は、ショートコードに頼らず、なるべくWordPress標準のブロックエディタで装飾を組むこと。
Cocoonでも標準ブロックを使えば、SWELLに乗り換えたときの被害は最小限で済みます。
継続課金型は追加料金で割高になることがある
初月500円ぐらいの安いワードプレステーマも増えてきましたが、ここにも注意点があります。それは後からの値段変更と、追加プラグインの料金発生です。
大幅な値上げはそうそうありませんが、過去には追加プラグインの強制変更に伴って、無料時代に使っていたプラグインが全部使えなくなった経験があります。
気が付くと「あれ、これ無料で使えてたよね?」が有料化されていることもある。
WPテーマがサーバーとセットになっているプランも要注意です。
途中でサーバーを変えるとテーマも一緒に使えなくなる縛りがある場合があるので、契約前に確認してください。
有料テーマでもSEO対策は各社違う・アフィリエイトに合わないテーマも

設定画面が違えば、当然テーマごとにSEO対策の方針や設定方法も異なります。
ワードプレスのテーマは自由に改変が許されているので、製作者はゼロからではなく既存のテーマを自分なりにアレンジ、ショートコードやプラグインを組み込んで販売します。
そしてテーマは全員がアフィリエイト用に作っているわけではなく、企業のコーポレートサイト・ネットショップ・自営業のホームページ用に作られたものも多いです。
テーマによってはSEO対策を意識しておらず、Googleやヤフーの有料広告(リスティング)前提に作られていることもあります。
「きれいなブログはこのテーマで楽に作れるから、集客はGoogleにお金を払ってやってね?」というスタンスで設計されているテーマも実在するんです。
そういうテーマは元々アフィリエイトとは別路線で開発されているので、知らずに買って「アクセスが来ない」と悩むパターンが発生します。
テーマの公式デモがおしゃれだからという理由だけで選ぶと、こういう落とし穴にハマるので注意してください。
初心者が買って後悔しやすいテーマの特徴
ここまで「テーマを変えるとこれだけ大変」という話をしてきました。
それを踏まえて、初心者が買わない方がいいテーマの特徴もまとめておきます。ランキング記事だけ見ているとこの観点が抜け落ちるので、コンサルで実際に困っている事例として共有しておきます。
サブスク型テーマは初心者には基本おすすめしない
テーマの中にはサブスクリプション(年額課金)型のものがあります。代表例はSnow Monkey(年16,500円)など。Web制作者・複数案件を抱える人にはアリですが、アフィリエイトを始めたばかりの初心者には基本おすすめしません。
サブスク型テーマの注意点
- 毎年課金が続く・気づいたら買い切り型より高くなる
- サブスクを止めるとテーマのアップデートが受けられなくなるケースがある
- アフィリエイト収益がまだ立っていない段階では固定費が重い
- サブスク継続中にしかサポートフォーラムを利用できない場合がある
個人のアフィリエイトサイトを長期運営する想定なら、買い切り型(SWELL・JIN:R・SANGO・AFFINGER・THE THOR等)を選んでおく方がトータルコストが読めて無難です。
サブスク型は機能や思想に明確な共感があり、毎年課金してでも使い続けたいと思える段階で初めて検討する選択肢です。
高額テーマを背伸びで買わない
賢威(27,280円)・AFFINGER + ACTION PACK3(合計39,800円)など、2〜4万円する高額テーマもあります。これらは中上級者向けの機能や、サポートフォーラムの蓄積に価値があるテーマで、テーマ自体の質は良いです。
ただ、初心者の段階でこれを買っても機能の8割は使いこなせません。
コンサルで「賢威を買ったけど設定方法がわかりません」「AFFINGERのEX版を買ったけど、どこから手をつければいいか」と相談に来る方は結構な数いましたよ?
テーマ代に出すお金があるなら、最初はSWELL(17,600円)で十分。それでも結構高いけど複数サイトに使えるし、必要経費だと思います。
残ったお金は記事執筆の時間確保や、ASP登録手数料、商品の購入レビュー費用に回した方が回収率は高いです。
1サイト限定ライセンスのテーマに注意
テーマによっては1サイトでしか使えないライセンスのものがあります。STORK19・DigiPressの一部テーマなどが該当(購入前に必ず公式でライセンス条件確認)。
初心者の段階では「1サイトで十分」と思っていても、運営に慣れるとテストサイト・サブブログ・ジャンル違いの2サイト目を作りたくなるのが普通です。
そのとき同じテーマを別途買い直す必要があると、コストが膨らみます。
本記事の有料テーマランキングは、すべて複数サイト使い回し可能なものに絞っています。これも初心者の長期視点で見ると地味に大きいポイントです。
無料テーマから有料テーマに乗り換えるタイミング

無料Cocoon → 有料SWELLという王道ルートを推奨していますが、乗り換えのタイミングは大事です。記事数が増えてから乗り換えるとかなりの労力がかかるので、無計画に「飽きたから変える」のは厳禁。
これ以上記事を書く前に乗り換えるのが現実的なライン。100本超えると移行コストが跳ね上がる。
収益化機能が標準装備の有料テーマに乗り換えると、回収率が上がりやすい。
SWELLに乗り換えるとブロックエディタの操作感がだいぶ変わる。執筆速度を底上げしたいタイミング。
乗り換え時に実際起きるバグのパターン

コンサルで対応してきた、実際の乗り換えバグ事例です。冗談抜きに全部経験して、修正に数日かかったケースもあるパターン。
- テーマ固有のショートコード未対応でボタン・テーブルが崩れる
- 改行・フォントが変わって読みにくくなる
- ウィジェット位置の差で広告表示が消える
- アイキャッチサイズの差でピンボケになる
- SEOプラグインが重複してタグが崩れる
- jetpackなど一部プラグインが未対応で画面真っ白
- 見出しデザインが崩れて目次が壊れる
特にクラシックエディタ→ブロックエディタの移行はかなりきついです。記事数が増えてから移行するなら、代表記事をテストサイトで先に検証してから本番に当てるのが現実的です。
こういう労力を発生させないためにも、記事数が増える前のタイミングで腰を据えて使えるテーマを選んでおくのがベストです。それが結局はCocoon → SWELL、というシンプルな結論に戻ります。
アフィリエイト向けワードプレステーマでよくある質問
- 無料Cocoonなどと有料SWELLで実際の収益にどれくらい差が出ますか?
-
同じアクセス数で比べると、SWELLの方が広告クリック計測機能や装飾の作りやすさで回収率は上がりやすいです。
ただ、無料Cocoonでも月10万円以上稼いでいる人は普通にいます。テーマ自体が収益を決めるわけではなく、記事数・キーワード選定・読者の意図にどれだけ合った内容を書けたかが本体。
SWELLの強みは「同じ努力でも執筆速度と改善サイクルが速く回る」ことです。
- 完全初心者でもいきなりSWELLから始めて大丈夫?
-
予算が許すならむしろアリです。
後でCocoonからSWELLに乗り換えるときの移行作業を考えると、最初からSWELLでスタートする方が結果的に楽になるケースもあります。
ただし「ワードプレスを使える」と「アフィリエイトで稼げる」は別物。テーマを買えば稼げるわけではないので、有料テーマを買う前に「自分が実際に記事を書き続けられるか」をCocoonで試してから決めるのも、賢い選択です。
- なんで無料もあるのにあんなに値段に差があるの?
-
やっぱり日本人の好みに合った形で動かすってことだと思います。なんだかんだワードプレス市場では日本語は少数派なんですよ。
それなのに日本人は繊細なのでそこにこだわったテーマが生まれて価値を生んだってことじゃないでしょうか?
- ワードプレスのテーマの乗り換えたら売り上げ伸びたりする?
-
経験上ほぼないです。ドメインが先です。じゃなきゃAIで書いたゴミのようなNOTEの記事が上位にいるわけがない。
- ひねくれ者なのでマイナーなワードプレステーマを使って差別化を図りたい。
-
あえてマイナーを選ぶメリットを書き出してそれでも良ければ実験すれば全くないと思います。
- ジャンルごとに別々のテーマを使うべき?
-
個人的には不要だと思っています。テーマ別に設定画面を覚え直すコストが地味に重く、運営の難易度が上がるだけ。1〜2個に絞って徹底的に使いこなす方が、長期的には記事数も収益も伸びます。SEO的にも「同じテーマだとペナルティ」のような話は実証されていません。
- 海外のおしゃれな無料テーマは使えますか?
-
管理画面が英語のままだったり、日本語フォントの調整が必要だったりで、初心者には扱いが厳しめです。情報も少ないのでトラブル時に詰みやすい。日本語のドキュメントとサポートがあるテーマを優先する方が、運営を続けやすいです。
まとめ:無料はCocoon、有料はSWELL。これで迷う必要はない
ランキング上位を見て難しいテーマや高額なテーマを買ってしまい、設定段階で挫折する初心者を本当によく見てきました。この記事で伝えたいのは1つだけです。
- 無料で始めるなら → Cocoon
- 有料に乗り換えるなら → SWELL
- 高額テーマ・サブスク型・カスタマイズ前提のテーマは初心者には避ける
- テーマで悩む時間より記事を1本でも多く書く
テーマ選びはアフィリエイトの成果を決める要素のほんの一部。本体は記事の質と量、それを継続することにあります。だから、テーマ選びでは「これで詰まらない」を最優先に。それが結局Cocoon→SWELLという、つまらないけど一番損が少ない結論につながります。
「ランキング1位だから」「みんなが使っているから」「SEOに強いと書いてあったから」で背伸びしたテーマを買って、後で挫折する人がこれ以上増えないことを願っています。
本記事の各テーマの価格・機能情報は2026年5月時点の各公式情報に基づきます。購入前には必ず各公式サイトで最新情報をご確認ください。




今回の記事で分からない部分は追記するので質問どうぞ!