みなさんこんにちは。最近sora2が話題ですが動画界隈がどうなっているのか?本当にブログよりもYouTubeのほうが稼げるのか?
その答え合わせをするために自分以外で副業にチャレンジしている方のアンケートを取ってます。今回はさぎょ時間も少ないYouTubeショートの収益化の話です。
テーマは航空ジャンル。飛行機好きな人結構いますからね・・。では実際にどのように売り上げをだしているのか紹介します。
航空関連のYouTubeショートで稼ぐコツ

40代前半、地方在住の会社員です。本業はECコマース関連ですが、副業としてSNSでの活動を続けています。
収益化は、YouTubeのみ(ショート含む、1年7ヶ月目、登録者数3500~4,000人)です。
SNSでの収益はあまり多くなく、月にすると1~4万円(ショートも合わせて)。50本ほど投稿。発信内容は、航空関連に特化した情報系です。
Google Earthとナレーションで航空動画を作成
私は長尺動画とショート動画を作っているのですが、主にGoogle Earthを活用した映像を配信していて、視聴者に驚きや発見、知的好奇心などを提供しています。
収益化のための工夫は、Google Earthの視覚的な迫力に専門的なナレーションを加え、流し見動画にならないよう工夫し、視聴時間を長く保てるよう心がけています。
また、ショート動画は再生数が伸びやすく新規視聴者を囲いやすいので、長尺動画を分割したものを使用し、続きは本編でといった感じで誘導する集客ツールとして徹底活用しています。
この導線強化によって、半年強で収益化が可能となりました。
また、収益性の低いShorts/リールは、本編の美しい瞬間を切り抜いた「集客チラシ」と割り切り、アドセンス単価の高い長尺動画へユーザーを流し込む導線を徹底しています。
今のところうまく行っていてアドセンス収益の安定化と、観光関連の企業案件獲得を実現しています
航空動画で再生数を伸ばしたコンテンツ
視聴が伸びる動画は、航空に関するものをランキング形式で紹介したものです。特に日系企業に関連したものを紹介すると、飛躍的に再生数が上がっています。
最大の成功体験は、赤字空港に関する動画をアップしたところ、今までにない再生回数を現在でも更新しており、チャンネル登録者も増加していることです。
逆に失敗事例は、地方空港の色々を紹介した動画で、長編動画は数百再生ととても低かったです。ただ、半面でショートでの反応はとてもよく、数万回再生されるものもありました。
運営1年半ですが、現在の平均収益は1~4万円です(月の再生数によって変動有)。
ショート動画は稼ぐというよりも認知させるもので、長尺動画の視聴数を上げることによって収益の安定が良くなることが分かりました。
航空のショート動画作成で苦労したのは著作権
ニッチな需要と手間の活用です。Google Earthとナレーション解説という、教育とエンタメの中間分野を攻めました。
単価の高い広告がつきやすい知的好奇心旺盛な層を囲い込みができると思ったからです。
苦労話として、著作権と規約の遵守が挙げられます。
Google Earthの利用規約やYouTubeのポリシーは厳しく、映像素材の加工や、BGM、画像選定には非常に神経を使います。少しでも規約違反があれば、収益剥奪やチャンネル停止のリスクがあるため、一つ一つ確認する作業は膨大で精神的に大きな負担です。
また、初期の認知度向上にも苦労しました。
長尺動画だけでは再生数が伸びず、ショートにも力を入れましたが、ある程度の再生数が見込めるまで約1年は掛かりました。そのためモチベーションの維持が一番大変で、この初期の努力が現在の微収益に繋がっています。
航空動画を作って感じたメリット・デメリット

最大のメリットは、好きなことで時間と場所に縛られずに収益を得られることです。
特に、Google Earthとナレーションという形式は、撮影場所に行く必要がないため効率的です。また、自分の知的好奇心を発信することで、共感してくれる視聴者との繋がりができるのも大きな利点だと思います。
一方デメリットは、希望する収益にはまだまだということです。商品を売るアフィリエイトとは違うので再世界数が全てです。
アルゴリズムの急な変更や、規約違反リスクへの対応、そして何より制作に終わりがないことです。常に新しいネタを探し続けなければならず、精神的な疲労は非常に大きいです。
そして最近の界隈は、ショート動画一強時代になりつつあるなぁと感じます。
以前は長尺動画でじっくりファンを掴むのが主流でしたが、今は短尺でいかにバズらせて認知度を上げるかが最重要課題な感じがします。
ショートもAIが参入して差別化が難しくなる

特に、昨今はAI技術の進化が目覚ましく、ナレーションや要約の自動化が進んでいて、高品質なコンテンツを大量生産する競合が増加し、手間の少なさでの差別化が難しくなっています。
そのため今後は、AIでは真似できない独自の視点を織り交ぜたものが求められると思います。
今から参入するなら、手間の少なさを追わず、独自性と信頼性に基づいたもので挑戦するのがいいのかなぁと思います。
個人ブログが難しくなったように、SNSも参入者が増え、誰もが思いつくネタはAIや大人数チームに潰されます。
もちろんAIを活用することには問題ないのですが、誰にも真似できない視点で、あなたの知識や経験の深さをコンテンツに注ぎ込むことが重要だと思います。
また、何がバズっているかではなく、誰のどんな悩みを解決できるかを深掘りする市場リサーチ能力とコンセプトの設計、最初の3秒で視聴者を惹きつけることができるキャッチーな言葉や構成を生み出す企画力が全てです。
YouTubeはアカウントが停止したら引っ越しができません。再アップロードしても読者0からスタートです。
収益化の生命線であるプラットフォームのポリシーと著作権法を正しく理解して、規約違反という最大のリスクを回避するための学習を行うと良いと思います。
今回の記事で分からない部分は追記するので質問どうぞ!