転職ブログで本当に稼げるの?
私も転職ブログをやっていますが、確かに単価が高いだけに正攻法では難しい部分もありますね。
そこで今回は実際に転職経験を武器にブログを始めた20代の2名に、リアルな収益状況と運営の実態を徹底調査しました。
「月収○万円達成!」という華やかな成功談の裏側で彼らが直面した想像以上の困難とは?
記事作成の時間確保、SEO対策の壁、収益化までの長い道のり…。転職ブログを始める前に知っておきたい本音を包み公開します。
転職ブログが初心者に難しいと感じてしまう理由

まず、みなさんが転職ブログをやってみて難しいなって思う点について紹介します。自分もたびたびここは難易度高いなって思ったもの。
- 高額案件の提携のハードルが高い
- 新着転職案件が急に終了する
- 転職のみの記事でネタ切れが起きる
- 正攻法のSEOキーワードがかなり埋まっている
この4つです
医療や金融転職案件の提携ハードルが高い

転職ジャンルで一番相談されたのは「看護師案件」です。たまたまかもしれませんが初心者で相談してくる方の中には給料も高い看護師さん多いんですよ・・。
夜勤もあって激務の為、どこかで在宅ワークに切替得たいって思う人も多いはず。そこで思いつくのがア看護転職のアフィリエイトなんですが・・これがまあハードル高い。
- 最近は法人ドメインじゃないとダメ
- 上位キーワードが○○個ないとダメ
- 訴求方法やPRにかなり厳しい
なんですよ。現役だけに病院の状況とか今働いている看護師さんの苦境とかとてもリアルに掛けてはいてもASP審査の基準がリアルよりも「安全性」に傾いていると提携できない。
自分が使った転職サイトでは提携できないので体験談が書きにくいっていうのがある思います。
転職案件は短期間で終了するものも多い

転職案件は特化型から年代別、業界別までかなり一時期広がったんですけどね、それが統廃合してしまい案件終了が増えるケース。
ねえ、マジでクリックされだしたのに頼むよ(泣)・・って思うときもかなりありました。下手に業界特化・年代特化で絞り込むと案件終了で売り上げ激減っていうのが転職ジャンルの難しさの一つじゃないかな?
地域や年代縛りの転職案件は修正がかなり起きる

今はオンライン面接も増えているのですが、就活案件の制約が最終的に来店となっている場合、担当のエリアが変わったり、採用条件が採用企業との兼ね合いで変わります。
それに合わせて過去記事の内容修正の必要があり、修正期限に間に合わずメールを返信して報告しないといつの間にか提携解除なんてことも。
複数サイトを運営していたり、数百ページの大規模サイトを作っていると全ページの修正が間に合わない、忘れてしまっていてできなかったっていうことがあります。
この修正の要素も転職ブログの難しさの原因一つです。
自分の転職体験だけではネタが切れる

人によっては転職を2回、3回と繰り返すかもしれませんが、それでも別業界に年を取ってから次々転職するなんてケースはレアです。
氷河期世代も団塊の世代の人であまりですからね・・。
かといって20代は売り手市場でそこまで転職にこまらない・・・となると自分ごとに引き付けて書こうとしても、転職案件につながるような記事が続かなず、途中で軸がブレてしまいます。
転職のSEO関連キーワードの難易度が高い

後は一番はこれ!「転職+○○」のキーワードをリサーチすると難易度がとても高く、検索上位は大手企業の法人メディア、COドメインやサブディレクトリがズラって並んでるんですよね・・・。
しかも「○○転職+おすすめ」みたいなのは広告が並んでSEO枠が減っている。
こんな状況で超初心者が転職ジャンルに挑戦してもちょっときついんじゃないかと思います。
じゃあどうするのか?ってことなんですが・・・。先ずは自分の答えを書く前に実際転職ジャンルで頑張っている人の体験談集めたので聞いて欲しいっす。
20代向けの転職ブログは難しいのか?内容と収益の工夫を紹介

28歳、静岡県在住です。
普段は会社員としてフルタイムで働いており、週末や平日の夜に副業としてブログを運営しています。
副業としてブログを始めたのは約3年前で、会社員として働きながら副収入を得られたらと思いWordPressで自分のブログを立ち上げました。
現在の月の収益はだいたい3万5千円から5万円ほどです。
YouTubeはやっていませんがXで記事更新のお知らせを投稿したり、他のブロガーさんと交流したりすることでモチベーションを維持しています。
転職を中心にキャリアアップの内容に絞った

私が運営しているブログのテーマは「20代会社員向けの転職・副業・キャリア・日常の効率化」です。
特に今の仕事に不安を感じている方や副業に興味はあるけど一歩が踏み出せないという方に向けて、実体験をもとにした情報発信を心がけています。
記事内容は主に5つです。
- 「転職活動の体験談」
- 「おすすめの副業とその始め方」
- 「副業ブログの立ち上げ方法」
- 「仕事がはかどるガジェット紹介」
- 「家計管理や自己投資」
などです。
工夫した点としてはGoogleの検索意図に合った構成を意識するだけでなく、自分自身の言葉で語ることを重視していることです。AIは使いません。
他のブログと同じような表現や内容では埋もれてしまうため、必ず「自分の失敗談」や「実際に使ってよかったこと、悪かったこと」などを率直に書くようにしています。
また、記事の冒頭で結論を簡潔に述べて忙しい読者でも概要がすぐつかめるようにしたり、見出しの工夫、表や箇条書きの活用など、読みやすさにもかなり気を配っています。
転職ブログで売れたもの

これまでブログを通じて売れたものにはいろいろありますが、一番売上につながったのは「転職エージェントの無料登録案件」や「副業系の教材」「ガジェット類」です。
特に反応がよかったのは、自分が実際に仕事で使って本当に役立ったと思えた商品やサービスをレビュー形式で紹介した記事でした。
転職ブログと作業効率化ガジェットの紹介記事の相性が良かった
例えば、自宅での作業効率を上げるために購入したものです。
- スタンディングデスク
- 静音性に優れたワイヤレスマウス
- 疲れにくいオフィスチェア
などは読者の反応が良く、定期的に売れています。
逆に売れなかったのは転職そこまで関係のないものです。
自分の興味が薄いクレジットカードなどの分野に「単価が高いから」という理由で手を出してしまい、記事にも熱が入らず結果的に検索にも載らず収益にもつながらなかったことです。
現在の平均収益は月3.5万円〜5万円程度ですが、季節によっては上下します。
繁忙期や検索ボリュームの高い時期(転職が増える3〜4月など)は伸びますが、真夏や年末年始などは減少する傾向があります。
転職ブログの1年目の運営で苦労したこと

転職ブログで稼ぐまでには本当にたくさんの工夫と失敗を重ねてきました。最初の1年目はほとんどアクセスも収益もゼロに近く、何度も心が折れそうになりました。
特に苦労したのは「ネタが思いつかない」「書いても誰にも読まれない」という不安です。
そこでまず取り組んだのが、読者のニーズを徹底的に調べることでした。
Googleで自分が書こうとしているテーマを検索し、実際に出てくる上位記事を分析。
その中でどんな悩みがあるのか、どういう言葉を使っているのかをチェックし自分の記事にも取り入れました。
またSEOの基礎を独学で学び、キーワード選定やタイトルの工夫、内部リンクの貼り方、メタディスクリプションの書き方などを改善しました。
定期的なリライトと内部リンクの誘導で収益が増えた
転職ブログは情報の鮮度が重要です。
アクセスが出てきた記事は定期的にリライトし、内容を最新に保つようにしています。
収益に関しても、ASPに登録して高単価案件を探したりAmazonや楽天など複数のアフィリエイトを組み合わせて、1つの記事から複数の導線が引けるようにしました。
転職ブログ3年続けて感じたメリット・デメリット

ブログを3年間続けてきて実感するメリットは、「ストック型の資産になること」と「文章力が上がること」です。
1回書いた記事が検索結果に残れば、しばらく放置していても収益が出ることがあります。
本業が忙しい時期でも過去に書いた記事が自動で稼いでくれている状態は本当にありがたいです。
また文章構成や要点の整理や読者目線で書くスキルが自然と身につき、本業のプレゼン資料やメール文にも良い影響を与えています。
反対にデメリットとしては、最初の半年〜1年は努力がまったく報われないように感じて精神的にきつかった点です。
また、常に「Googleのアルゴリズム変動」や「競合の増加」など外部要因の影響も受けるため、安定収益を出し続けるには継続的な努力が必要です。
最近のブログ業界はただSEOだけを意識するのでは通用せず、SNSからの集客やファン化・読者との関係構築がますます重要になってきています。
さらにAIで量産された記事との競争も増えており、「人間らしい体験や思考」がますます価値を持つと感じています。
これから転職ブログを始めたい方へ
これから自分のような転職に絡めたブログを始めたいと思っている方には、「最初から稼ごうとしすぎないこと」をまず伝えたいです。
ブログは即効性があるビジネスではなく、むしろ最初はゼロが続くことを前提に取り組むべきだと思います。
その上でまず「誰に何を伝えるのか」という軸を明確に持つこと。
自分の経験や知識が誰かの役に立つかもしれないという意識で、読者の悩みに寄り添った記事を積み重ねることが大事です。
- SEO(検索エンジン最適化)の基本
- キーワード選定
- 記事の構成
- タイトルの付け方
この要素は必須です。
次にWebライティングの基礎。
PREP法や結論ファースト、読みやすい段落構成など、読者に伝わる文章の書き方を身につけましょう。
またCanvaなどのツールを使った簡単なアイキャッチ作成、Google Analyticsやサーチコンソールを使ったアクセス解析もできると効果的です。
さらに最近ではSNSからの流入も大事なので、XやInstagramの活用も視野に入れてください。
とにかく焦らず、まずは「1円稼ぐ」経験をしてみること。
そこから世界が変わります。
エンジニアの転職ブログは難しいのか?1年運営で感じたこと

私は、27歳で普段はエンジニアの仕事をしています。以前はダイエット経過をYouTubeで配信したり、インスタグラムで活動していた時期もありましたが、現在はブログを副業としています。
ブログは始めて1年ほどになります。現在は京都府に住んでいて、引っ越しをしたばかりなので今は京都観光を楽しみながら生活しています。
私はこれまで転職をしてきた経験があるので、転職時の内容を載せたり、転職や結婚などで引っ越しを約3~4年の間に3回はしているので、引っ越し時に大変だったことやこれをしていたら楽だったなといった情報、家を選ぶ時に気を付けていることなどを書いたりしています。
また、結婚して今年で3年目になるのですが結婚式を挙げていなかったので3年記念の日に挙式を執り行いました。
その時に結婚式の選び方や準備、本番当日の流れや心境など、これから挙式を挙げる方にとって役に立てれるような情報を載せたりしています。
このような感じで私のこれまでの人生には、たった数年の間に大きな変化が多かったことから、その状況から学んだことをブログで発信し、誰かの役に立てれるようなブログにしています。
転職ブログなのに意外と結婚式の記事で収益化ができた

結婚式の体験話や引っ越しに関しては他のブログ記事と比べたら売れたと思います。きっと、引っ越しや結婚は人生の中で大きなイベントなのでこうした体験談はよく売れたのだと感じています。
実際に私も引っ越し、結婚式を挙げる時は他の人の体験談が知りたくて記事を読んだり、情報を集めていたりしていたので、私のように求めているひとが多かったのだと思います。
このように単に転職案件を紹介するのではなく、人生の中での大きなイベントの記事はよく読まれるのではないでしょうか。
エンジニアの専門記事はほとんど読まれないし売れなかった

失敗事例はエンジニアで働いていたときの知識や技術などのブログ記事です。これは専門すぎてほとんど売れませんでした。あの時はまだブログを始めたばかりだったので、読んでもらえる記事の特徴をつかむことができていなかったのだと思います。
転職ブログで自分なりに工夫した点

私はただ情報を出すだけではなく、自分の感情を大事にしているので、その時に思ったことや感じたことをよう自分のスマートフォンにメモをしたりしています。
そのメモをもとに自分のブログ記事に盛り込み、リアルな状況が相手に伝わるような書き方をしています。このようにすることで、少しでも笑ってもらえるポイントだったり、ブログを読み進めるのに途中で飽きて離脱されないような内容を作り出すことができます。
現在はこのように工夫ができ自分の納得のいくブログを書くことができるようになってきのですが、ブログを始めた時はどうしたら読んでもらえるのかとても悩みました。
悩んだ末、自分の伝えたいことだけを載せていたら相手には読んでもらえないと気づき今ではこうして読んでもらえるブログを書くことができています。
アフィリエイト初心者が転職ブログで稼ぐコツ

こうやって2名の体験談。そして自分の転職ブログの運営の体験を元にお話しすると以下のような点に注意しながら転職ブログを作るとうまく行くんじゃないかと思います。
- 異業種への転職体験
- 転職中の勉強や資格体験
- 転職に関する人間関係
片っ端から転職エージェントのレビュー記事を書いてもそう簡単に大手には勝てないです。
それよりも自分が異業種転職に関して感じたを素直に書くと「迷っていたから助かった・・・」って声が届きますよ。
直接転職案件に結びつかないお悩み記事がお宝

体験談瓦も分かると思いますが、転職エージェント周りの関連語以外の職業に合わせたお悩み記事をいかにリアルに書けるのか?というのが信頼を生みドメインを強化させます。
例えば教員だったら「チョークで手荒れする」とか「生徒の前で化粧できなくて困る」とか「有名私立なので通勤の服装に困る(ぼろ衣服では親の目がある)」なんかがあります。
転職ブログでSNSと相性の良いキーワードや記事のネタ

後は初心者でもキーワード緩いし上げやすいな・・って思うのが職場の人間関係の記事ですね。上司と部下の軋轢から飲み会、恋愛・結婚への悩みなんかです。
こういうのって具体的な解決策もなく感情の要素が強いんですよね・・・。
で、そういうのは非常にSNSと相性がいい。
- 「上司にこんなこと言われた(-_-;)」
- 「職場に好きな子で来ちゃった」
- 「リストラされたけど家族に言えん」
- 「こういうやつって仕事できないし迷惑だよね?」
こういうの広めたいじゃないですか?こういう投稿をして自分のSNSをブランディングしておき、ブログに集客するっていうのはSEO難易度が上がった今、かなり有効だと思います。
個人で勝負するなら「人柄が見える投稿」っていうのを繰り返してリピーターをつけると良いんじゃないかと思います。
以上2名の転職ブログの体験と、私が管理している転職サイトの運営から考えた稼ぎ方のコツです。
転職ブログをやると仕事の知識が定着しますし、興味があるのであればやって損はないかと思います。
今回の記事で分からない部分は追記するので質問どうぞ!